インサイドアウト(内から外へ)

心に満ちていることを口が話すのです。(新改訳聖書 マタイの福音書12章34節)

大事なのは外側ではなく、内側であるということです。もちろん話すことを含めてある程度外面を整えることはできるのかもしれません。スティーブン・コヴィーは著書「7つの習慣」で、「正しい生き方なくして真の成功はあり得ない。、、、表面的な成功(才能などに対する社会的評価)に恵まれた人の中でも、こうした真の成功(優れた人格を持つこと)を達成していない人もいる」と書いています。

イエスは「心に満ちていることを口が話すのです」と言われました。心が聖くなるなら話す言葉と生活がよくなります。しかし心が変わらない限り、すっかり言葉と生活が改まることはないでしょう。何も考えないで出てきた言葉は、それこそその人の本音を表していると言えるのではないでしょうか。ことばは心の鏡であり、その人自身を反映します。何が自分の心を満たしているのか、ということが問われています。

イエスは33節ではこのように言っています。木が良ければ、その実も良いとし、木が悪ければその実も悪いとしなさい。木のよしあしはその実によって知られるからです。心が根であり、ことばは実です。木の性質(心)が良ければ、それに応じて良い実(ことば)がなります。木の性質が悪ければ、それに応じて悪い実がなります。

言葉や行いの根は、その人自身の人となりに根ざしているということをイエスは教えておられます。だから表面(外側)を飾って見栄えをよくするよりも、心(内側)がよくなるように、気をつける必要があると思います。もし心に苦い根があるなら、引っこ抜かなければなりません。

コヴィーはこのように書いています。「生活の中で大きな変革を遂げようとすれば、行動や態度という「葉っぱ」に心を奪われることなく、その行動や態度の源であるパラダイム(物の見方や捉え方)という「根っこ」に働きかけなければならないのだ。

聖書の箴言4章23節にこのような言葉があります。力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。全力を尽くして心を見張り、心を見守ることを通して、私たちの内側から霊的いのちが湧き出てきます。

最後にコヴィーの言葉を紹介します。「インサイド・アウトとは、自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めるということであり、自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えることから始めるということである。」人格が最も大切であるということだと思います。

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投稿者:canaan

首都圏で10年間牧師をしていましたが、現在は地方のキリスト教会で牧師をしています。旅行会社と農場の経営もしています。私自身が様々なことばで力づけられてきたので、希望に満ちたことばをお伝えしたいと願っています。I used to be a pastor in the metropolitan area for 10 years, but now I am a pastor at a local Christian church. Also I run a travel company and farm. I myself have been empowered by various words, so I would like to convey the hopeful words.