力ある祈り  

 2022年がスタートしました。クリスチャン生活において大事なことはいろいろあると思いますが、その中でも特に大事になってくるのが「祈り」です。なぜなら、祈りを通して私たちは神とつながり、神の奇跡を体験し、聖霊が働かれるようになるからです。

ヤベツの祈りを取り上げます。彼が捧げた祈りはとてもシンプルです。しかし、力ある祈りでした。

ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った。「私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあり、わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないようにしてくださいますように。」そこで神は彼の願ったことをかなえられた。(Ⅰ歴代誌4:10)

ヤベツは恵まれない人生のスタートを切りました。ヤベツという名前の意味は「悲しみ」です。彼の母は、「私が悲しみのうちにこの子を産んだから」と言って、彼にヤベツという名をつけた(Ⅰ歴代誌4:9)。このような名前をつけられた彼はどのような思いで少年時代、青年時代を過ごしたことでしょうか。現代も多くの子供たち&若者たちが傷ついている時代です。しかし、彼は祈りを通して変えられ、良い結末を迎えることができました。10節の最後に、そこで神は彼の願ったことをかなえられた、と書かれている通りです。

ヤベツの人生は悲しみで始まりましたが、また途中まで悲しみでいっぱいの歩みでしたが、結末は良いものとなりました。祝福と喜びで終えることができたのです。その秘訣は何でしょうか。その秘訣は短い単純な、しかし、真実な祈りにありました。2022年の終わりに、私たち一人一人が良い結末を迎えることを期待していきましょう。

この箇所を見ていきます。ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った。

呼ばわるという箇所は英語の聖書では、cry out と訳されています。これは叫ぶという意味です。ヤベツは神に叫びました。「私の悲しみの人生を変えてください。私の人生に介入してください。私をこの状況から助け出してください」と。これは大きな声で祈るタイプの祈りです。落ち着いてできる祈りではありませんでした。もちろん祈りには様々な祈り方があり、黙想の祈りもあります。でもヤベツは叫んで祈ったのです。人生を本当に変えたかったからです。ダビデの詩篇には「大声をあげよ」「主に向かって叫べ」と書いてある箇所があります。

賛美もそうです。静かに歌うべき曲もありますし、大きな声で歌うべき曲があります。祈りにも、静かな祈りと叫ぶ祈りがありますが、今日見ているヤベツの祈りは叫ぶ祈りです。

赤ちゃんは叫びます。「ミルクが欲しい」と。すると親は応答し、願いをかなえます。私たちは神の子どもです。私たちが願い叫ぶなら、祈るなら、父なる神は耳を傾け、応答し、問題に介入し、解決を与えてくださいます。韓国の教会は叫んで祈る教会と言えるでしょう。だからリバイバルが起こったとも言われているわけです。

ヤベツの祈りの内容を見ていきましょう。

1)私を大いに祝福してください

「大いに」は、へブル語では感嘆符を5個つけるくらいの強調があるそうです。ですから「私を大いに、豊かに、絶対に、圧倒的に、超祝福してください」という感じになるでしょう。

皆さんの願いは何でしょうか。私たちもヤベツのように「私を大いに、豊かに祝福してください」と神に迫って求めていきましょう。イエスが仰いました。「求めなさい。そうすれば与えられます」(マタイの福音書7:7) 一番の願いは何でしょうか? 具体的に祈りましょう。また何個か挙げて祈っていきましょう。信仰の祈りが天に届くなら、答えが地に下ってきます。祈りは天と地をつなぎます。

2)私の地境を広げてください

ヤベツはもっと広い土地が欲しいと願いました。実際の土地もそうですが、イスラエルの神をもっと世の中の人に知ってもらいたいという願いもあったでしょう。

私たちも今与えられている出会いを通して、今年新たに与えられる出会いを通して、神の栄光のために、イエスの御名があがめられるために、私たちの地境=影響力がもっと増していくことを願っていきましょう。自分ができることは何かを考えましょう。

自分の地境(影響力)が広がり、もっと多くの人たちに福音を届けることができるように、SNSや様々な方法を通して日本・世界に福音を伝えていくことができるように願いましょう。今は日本にいながら世界宣教ができる時代です。今年更に福音を伝えるチャンスが広がるように、伝道の門が開かれるように、祈っていきましょう。祈るだけではなく、実際にできることを思いついたら、あまり考えずに実際に始めてみましょう。始めれば、軌道に乗っていきます。失敗したら、修正すればいいんです。でも始めなければ、多くの場合何も起こりません。

3)御手が私とともにありますように

主の御手とは、神の力、神の臨在です。

イエスは地境を拡大するように弟子たちに命じました。それが大宣教命令です。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を伝えなさい」(マルコ16:15) 弟子たちはこの命令を人間の力で、自分たちの力ですることは不可能でした。だから彼らは祈りました。すると、聖霊が下って来られ、世界宣教の働きをすることができたのです。私たちにも聖霊の力が下るように祈りましょう。

イエスは手を伸ばして病の人に触れ、癒されました。イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです(へブル13:8) 死からよみがえられ、今も生きておられるイエスが私たちと共にいてくださいます。私たちに主の御手が置かれ、私たちを通して救いと癒しのみわざが起こるように祈りましょう。

4)わざわいから遠ざけて苦しむことのないようにしてください

私たちは神の祝福を受けます。それは自分だけのためではありません。他の人に祝福を流すためです。地境が広がるように、福音が伝えられるように、影響力が増し加わるように祈ります。御手があります。それは聖霊の力が注がれ、福音に伴うしるしと不思議が現わされるということです。でも神が働かれるなら、そこに悪魔も働きます。ですから、主の守りが必要になってきます。

イエスも「主の祈り」の最後で「私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください」(マタイ6:13)と祈るように勧めています。全ての災いが遠ざけられるように祈ります。イエスの血潮による守りと天使による守りがありますように、この一年苦しみことがないようにしてくださいと祈りましょう。コロナウィルスの感染、病気、事故、様々なトラブルからお救いください、お守りください、と祈ります。

ヤベツの祈りは神に届き、願いはかなえられました。私たちの祈りも届きます。祈りには力があります。

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投稿者:canaan

首都圏で10年間牧師をしていましたが、現在は地方のキリスト教会で牧師をしています。旅行会社と農場の経営もしています。私自身が様々なことばで力づけられてきたので、希望に満ちたことばをお伝えしたいと願っています。I used to be a pastor in the metropolitan area for 10 years, but now I am a pastor at a local Christian church. Also I run a travel company and farm. I myself have been empowered by various words, so I would like to convey the hopeful words. 

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