主の恵みを数えよう  

一般的には忘年会で一年を終えます。嫌なことは全て忘れようということです。嫌なことを忘れることも大事です。でも私たちはこの一年全てがうまくいったわけではないと思いますが、それでも主に感謝を捧げて一年を締めくくりたいと思います。一番良い方法は、主の恵みを数えること、主が良くしてくださったことを忘れないで覚えることではないでしょうか。

感謝することには力があります。実話を紹介します。

ナポレオンの時代(200年前のフランス)に、シャロネットという男が無実の罪で牢獄に入れられました。何カ月もそこで過ごした彼は自暴自棄になり、死を覚悟しました。

その独房には毎日、わずかな日の光が差し込むスポットがありました。ある朝、驚いたことに固い土の中から小さな草が芽を出しているのに気が付きました。彼は、それが、神が与えてくださった希望の光のように思えたので、感謝と喜びをもって、毎日その草に水をやりました。やがてその草は大きくなり、ついに美しい紫と白の花を咲かせました。

この一連の出来事を見守っていた看守たちは、この話を家に帰って妻たちに話しました。やがてこの話は、ナポレオンの妻ジョセフィーヌの耳にも届きました。彼女はこの話に心を動かされ、これほど花を愛する者が犯罪者であるはずがないと確信し、ナポレオンに裁判のやり直しを願い出ました。そしてその結果、彼は疑いが晴れて釈放され、自由の身となったのです。

一年を振り返る時に、また自分のこれまでの人生の歩みを振り返る時に、不満の視点から見ることもできますし、感謝の視点から見ることもできると思います。気を付けないと私たちの心は否定的な方、不平不満の方へと傾いていく傾向があるのではないでしょうか。

感謝の生活をするには、意識する必要があります。ダビデ王の賛美を見ましょう。

1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。

2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。

3 主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、

4 あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、

5 あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。

<詩篇103:1-5>

救い主イエス様はこのダビデ王の子孫としてお生まれになりました。ダビデは自分の魂に命令しています。「わがたましいよ。主をほめたたえよ」(1節)おそらく自分で意識しないで、放っておくと不平不満が口から出て来てしまうからです。だから、ダビデは自分の心に「わがたましいよ。主をほめたたえよ」と命じたわけです。

ダビデ王の息子ソロモン王は箴言4:23で「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく」と言っています。

私たちも自分の魂に向かって、自分の心に向かって命じたいと思います。「わがたましいよ。主をほめたたえよ」と。

主をほめたたえるとはどういうことでしょうか。2つあります。

1.聖なる御名をほめたたえよ(1節)

御名とは神様のお名前のことです。名前はその人そのものを表わします。ですから神様の御名とは神様のご性質、神様ご自身のことです。「主をほめたたえよ」とは、神様ご自身をほめたたえよということになります。

聖書を読むと、神様には様々な名前があることが分かります。神様の御名はヤハウェですが、ユダヤ人たちは直接神様の名前を呼ぶことを畏れて、アドナイと置き換えられて呼ばれるようになりました。アドナイは「主」という意味です。3つだけ紹介します。

アドナイ・イルエ=備え主(創世記22:14) 

そうしてアブラハムは、その場所を、アドナイ・イルエと名づけた。今日でも、「主の山の上には備えがある」と言い伝えられている。    

私たちには欠乏があるかもしれません。しかし、私たちが信じる神は備え主です。生活に必要な物を満たしてくださいます。聖書で「神様の御名」を見つけた時、また神様のお名前が心に浮かんできた時は、御名を用いた祈りを捧げていくことができます。「私は欠乏しています。これがあれが足りません。しかし、あなたはアドナイ・イルエ、備え主です。あなたは私の必要を満たしてくださるから感謝します。アドナイ・イルエ(備え主)である主の御名をほめたたえます」

アドナイ・ニシ=勝利の旗(出エジプト記17:15,16) モーセは祭壇を築き、それをアドナイ・ニシと呼び、 「それは『主の御座の上の手』のことで、主は代々にわたってアマレクと戦われる」と言った。

「私は今、この領域で敗北しています。しかし、あなたは勝利者です。主よ、私の側にいて、私が勝利できるように助けてください。勝利できることを信じます。アドナイ・ニシである主の御名をほめたたえます。」

アドナイ・シャローム=平和の主(士師記6:24)   そこで、ギデオンはそこに主のための祭壇を築いて、これをアドナイ・シャロムと名づけた。これは今日まで、アビエゼル人のオフラに残っている。

「私の人間関係がうまくいっていません。あの人と喧嘩し敵対してしまっています。この世界が分断しています。しかし、あなたはアドナイ・シャローム(平和の主)です。私の人間関係に和解を与え、この世界に平和にしてください。あなたは平和を作り出すことができますから感謝します。アドナイ・シャロームである主の御名をほめたたえます。」

イエス様にも多くの名前がありますが、3つ紹介します。イエス様はどういう方なのかということです。

世の罪を取り除く神の小羊(ヨハネの福音書1:29)  その翌日、ヨハネは自分のほうにイエスが来られるのを見て言った。「見よ。世の罪を取り除く神の小羊。」

イエス様は私たちの罪を取り除くことができるお方です。私たちの罪はイエス様の十字架の血潮によって赦されます。救い主であるイエス様の御名をほめたたえます。  

(ヨハネの福音書8:12) イエスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」

私たちの心には闇がありますが、イエス様はその暗い部分に光を照らしてくださいます。私たちは闇から光へ、悪魔の支配から神の支配へ移ることができます。イエス様を通して光の中を歩むことができるように変えられます。光であるイエス様の御名をほめたたえます。

アルファ・オメガ(ヨハネの黙示録1:8) 神である主、今いまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

ギリシャ文字の最初がアルファであり、最後がオメガです。イエス様は最初であり、最後です。全てを治めておられます。信仰の創始者であり、完成者です。今流行しているコロナウィルスのオミクロン株は、ギリシャ文字の15番目です。これまで、デルタ株、ラムダ株、ミュー株などがありましたが、今は15番目の文字が使われています。最後のオメガに行ってしまうまでコロナウィルスが収束しなかったら困りますが、全てを治めておられるイエス様の御名をほめたたえましょう。

2.主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな(2節)

神様のみわざをほめたたえます。最初は神様のお名前、神様ご自身、神様の性質をほめたたえましたが、ここでは神様のわざをほめたたえます。今年、私の生活と人生においてなしてくださったみわざ、家族になしてくださったこと、教会になしてくださったことを賛美します。

私たちは神様を賛美する理由を持っています。3-5節

主は、あなたのすべての咎を赦し、  イエス・キリストは救い主です。私たちの罪と咎はイエス様の十字架で赦されました。

あなたのすべての病を癒し、 イエス・キリストは癒し主です。神様のお名前の一つは、ヤハウェ・ラファ=癒し主です。「わたしは主、あなたをいやす者である。」(出エジプト記15:26)

あなたのいのちを穴から贖い、  イエス・キリストは穴(死と滅び)から解放してくださいました。永遠のいのちを与えてくださっています。イエス・キリストはよみがえり、いのちです(ヨハネの福音書11:25)

あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。

神様は日々の必要を満たしてくださるヤハウェ・イルエ(備え主)です。経済的な祝福を与え、心には平安を、霊的な祝福で満たしてくださいます。神様は私たちの体・心・霊、すべての領域で祝福し、そして健康と若さをも与えてくださいます。主は私たちの一生を良いもので満たしてくださるのです。

ですから、主をほめたたえましょう。御名をほめたたえ、御業をほめたたえましょう。

そしてイエス様の十字架を見上げましょう。これはプラスです。主イエス様はマイナスをプラスに変えてくださいます。神様は脱出の道を備えてくださいます。今は分からないことや理解できないことも、すべてを益に変えてくださり、最善へと導いてくださいます。

主の恵みを数えて、一年を締めくくり、新しい年を迎えましょう。

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投稿者:canaan

首都圏で10年間牧師をしていましたが、現在は地方のキリスト教会で牧師をしています。旅行会社と農場の経営もしています。私自身が様々なことばで力づけられてきたので、希望に満ちたことばをお伝えしたいと願っています。I used to be a pastor in the metropolitan area for 10 years, but now I am a pastor at a local Christian church. Also I run a travel company and farm. I myself have been empowered by various words, so I would like to convey the hopeful words. 

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