今日は英語のアウトプット(writing&speaking)について書きます。基本はwriting(書く)もspeaking(話す)も同じだと思いますが、speaking で大事なのは、発音が上手かどうかよりもリズムが重要ではないでしょうか。
writingもspeakingも基本的には主語+動詞ではじめます。キング牧師の演説を今日も引用します。I have a dream と書きます、または話します。意味は、私は夢を持っています、になります。
特にスピーキングの場合は相手がいるので、まず主語&動詞を最初に行ってしまうことが大切です。全文を頭で考えてしまうまで、全く口に出さないでいると現地の人たちは困ってしまいます。私たちが何を考えているかさっぱり分からないのです。でもとりあえず主語+動詞を口に出してしまえば、すぐに後に続く言葉を話さなくても、彼らは続きを待ってくれます。これがとても大事です。勇気を持って主語+動詞を話してしまうのです。それから続きを考えてゆっくりでいいので口に出していきます。後からどんどん説明と情報を加えていけばいいのです。最後まで文を作ってから、書き始めたり、話し始めたりする必要はありません。
I have a dream(私は夢を持っています)と書いたり、話した後、どのような夢を持っているかを考えてアウトプットすればよいのです。その時に関係代名詞を使うことが多いです。関係代名詞と聞くと難しく感じるかもしれませんが、難しく考えずに代名詞の働きをすると考えれば良いと思います。関係詞thatが続きます。that以下でどのような夢かを説明します。dream that my four little children will one day live in a nation、、、 訳すと、私の4人の幼い子供たちがいつの日にか国に生きる(夢)となります。キング牧師は更に説明します。今度は a nation(国)を説明するのに場所を示す関係詞where を使って文章を続けていきます。a nation where they will not be judged 彼ら(私の4人の幼い子供たち)が判断されない(国)です。続けてどのように判断されないのかを説明します。by the color of their skin 彼らの肌の色によって(判断されない国)です。最後に but by the content of their character が続きます。そうではなく彼らの人格の内容によって(判断される国)となります。
全文(英文と日本文)を載せておきます。
I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but the content of their character.
私は、私の幼い4人の子供たちが、いつの日にか、肌の色ではなく、人格の中身によって判断(評価)される国に生きる、という夢を持っています。
英語は後から次々に付け加えていくことができます。それが英語の思考法です。アメリカ大統領の就任演説は考え抜かれているので、非常に優れた英語であると言われています。キング牧師は演説「私には夢がある」の中で聖書を引用しています。良い英文に接することで英語が上達していくと思います。これらの名文に接すると英語が上達するだけではなく、心も養われるので一石二鳥です。
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